家での電気災害注意点
家の中には電気がたくさん使われています。照明や調理など、日常で使用しますが、冷蔵庫や換気扇などは、寝ている間であっても電気が使用されているぐらいですので、生活において電気は無くてはなりません。
そのように便利な電気も、災害時は火災につながる可能性があります。大きな地震の揺れが来た場合の電気の対応についてまとめました。
スイッチを切ってプラグを抜く
大きな地震が発生したときは、まず自分の安全を確保してください。そして、揺れがおさまってから、特に、ドライヤーやオーブントースターなど熱を発する電気機器について、スイッチを切ってプラグを抜いてください。
もし火災が発生したら消火器で
電気機器から火災が発生した場合には、むやみに水をかけないようにしてください。感電の恐れがあります。まずブレーカを切り、消火器を使用しましょう。
避難時にブレーカを切る
避難をするときはブレーカを切ってから移動をしてください。避難をしている間に電力が復旧したときの漏電による火災や、電気の消し忘れなどによる火災を防ぐためです。
避難時はエレベータを使用しない
避難をするときは、エレベータに乗らず、階段を使用してください。強い揺れの地震が発生した後は、同じような揺れが再度発生する可能性があります。そのときに、たまたまエレベータに乗っているときと重なり、停電することも考えられます。
切れた電線に近寄らない
強い揺れの地震の後は、電柱が倒れていたり、電線が切れて地面に垂れ下がっていたりすることがあります。そのように電線が手に届く状態のときは、電線に近寄らないようにしてください。フラッシオーバと言って、近寄ったら雷のように電気が伝わり、感電することがあります。