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避難所での留意事項

避難所生活ではさまざまな問題が発生するものですが、その中でも特に命にかかわりやすいところでの留意点についてまとめました。

高齢者への配慮

避難所運営でとりわけ重要になるのが高齢者への配慮です。阪神・淡路大震災では、避難所で多くの高齢者が亡くなったといわれています。死亡の主な原因は、高血圧などの持病の悪化と肺炎でした。これらの病気悪化の原因として、トイレの問題があったといわれています。

エコノミークラス症候群

エコノミークラス症候群とは、簡単にいえば、長時間同じ姿勢で座っていたときに、圧迫された血管にできた血液の塊が、血流で脳や心臓に達し、急性疾患を発症するものです。

仮設トイレの数が少ないと、高齢者は飲み物を摂取することを控え、エコノミークラス症候群になりやすい状況になります。そのため、高齢者には、声をかけて水を摂取したり、軽く運動をしたりするように促します。また、できるだけ仮設トイレの位置に近い場所で生活できるようにしてあげます。

湿度対策

気温が上がってくる時期になると、布団や毛布の汚れが出てくるようになり、カビやダニが発生しやすくなります。そういったものにアレルギーのある人もいますので、布団や毛布を天日干しや洗濯ができるように留意してください。

また、蚊やハエが大量に発生することがあり、それも避難生活環境の悪化につながります。虫よけや殺虫剤の配布も大切になります。

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