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先進的な仮設住宅の事例

東日本大震災での仮設住宅づくりでは、大きな困難の中、ボランティアや仮設住宅の居住者の努力などもあり、先進的な事例や考え方が生まれました。その一部をご紹介します。

コミュニティーの実現

ある集落では、地主の方が無償で仮設住宅用の土地を提供され、応急仮設住宅と談話室ができました。談話室では、住宅再建と漁業の復興について話し合いが行われ、コミュニティーで力を合わせる原動力となりました。

仮設店舗などの併設

東日本大震災では、住居だけでなく会社や工場、診療所、役場さえも破壊されました。そのため、中小企業基盤整備機構は、仮設店舗や仮設事務所、仮設工場を建てて、被災企業に無償で貸し付ける事業を、被災地で展開しました。

一部の仮設住宅では、仮設店舗などを併設し、食料品などのスーパー、理髪店、美容院、飲食店などの店舗が入る仮設施設が建設された事例もありました。

場所によっては、サポートセンターやウッドデッキが設けられたところもありました。

地元事業者公募方式の導入

地元の雇用を創出するために、地元事業者に公募方式で地域材を活用した木造の応急仮設住宅が建設されました。

事業者が率先して建てた仮設住宅が、後に県から応急仮設住宅として認定されたケースもありました。

2~3階建ての応急仮設住宅の実現

2~3階建ての応急仮設住宅は、多数の方が被災する大都市の震災時には必要との認識がありましたが、工期の長さや遮音性能などの技術的な面から、検討課題とされてきました。

東日本大震災では、仮設住宅を設置する場所の確保が難航したため、二階建てや三階建ての仮設住宅が実現しました。

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